まだ4月で通常であれば花粉症真っ只中ですが、今年は薬を飲まなくてもいいかなぁと思うくらい花粉症が非常に楽です。いくつか要因があると思いますので、どれが一番効いた!と言うのは正直分からないのですが、検証していきたいと思います。
今までの花粉症の症状
20数年前(笑)の新入社員時に花粉症を発症しました。検査したところ、スギとヒノキが対象でした。最近では秋口もグシュグシュしてますのでブタクサにも引っ掛かっている気がしますが、薬と点鼻薬、マスクが必須でそれでもグシュグシュしてました。
ヒノキの時期になると鼻水は出なくなるのですが、鼻詰まりと咳がひどくなります。あと自分だけかもしれませんが、両肩にズシっと常に何かが乗っているかのような重苦しい感じがして、体調的にしんどくなります。何かものを真剣に考えることが難しくなります。
だいたい毎年1月くらいか症状が出始めて、3月〜4月がピーク。5月の連休明けくらいまで症状が続きます。「ヒノキも収まりましたねぇ」なんて報道がされた後も発作的に症状がひどくなるので、その頃でも外出する時は点鼻薬が欠かせません。油断して忘れようもんなら、その日が地獄になることも度々です。耐えきれなくて、家戻ればあるにも関わらず「来年の分と思えばいいや」と外出先で点鼻薬を買うことも1度や2度ではありません。
世の中には色んな症状の方がいるので、一概には言えませんが、自分としては「重症」の部類に入っていると思っていました。
今年の症状
冒頭にお話した通り、今年は非常に楽です。
- 4月もまだ上旬ですが、点鼻薬を使う必要がありません。
- 3月は点鼻薬を使うこともありましたが、主に予防的な感じです。時々発作的に鼻水が大量に出てしまうこともありましたが、点鼻薬を使えばすぐに収まりました。
- 部屋の窓を開けてます!この時期に窓を開けるなんて自殺行為をすることは今まではありませんでした。快適です!
- クシャミは多くても、1日1〜2回程度です。
- 鼻が詰まって寝られない夜は、皆無と言っていいくらいです。
- 咳はほとんど出ません。このご時世助かります。
- 肩にのしかかるような重々しい感触もありません。
- 少なくとも、ヒノキの影響はほぼほぼ無い状況です。
新型コロナウィルスの騒ぎで、花粉症とは言え咳やクシャミをしにくかったので、薬は毎年飲んでいるものを飲んでいますが、それ以外の対策効果が大きかったと思います。
今年対策したこと
今までと違う対策は下記の7つです。
1. イオンバリアスプレー
正式名称は良く分かりません(笑)花粉だけでなく、ウィルスやPM2.5にも効果があるとされています。新型コロナウィルスにも効果があるかは分かりませんが、今年の正月に家族の自分以外全員がインフルエンザにかかった時には、このスプレーで乗り切ったと思っています。
なんか少し高くなってる気がするし、度々品切れになってます。自分は早い段階で注文していたので花粉症の時期には問題無い程度の在庫がありますが、コロナ騒動がまだまだ続くと厳しくなりそうです。マスクみたいに無くなると困るので、本当は紹介したくないのですが…。
以前ご紹介した記事はこちら↓
2. 運動(筋トレ・有酸素運動)
去年までも一応やっていましたが、今年のように「ほぼ毎日」とか「昼も夜もジム」みたいなことはやっていませんでした。今思えば、学生時代はあれだけ外で部活をしていても何ら問題は無く、社会人になってから発症したのはそのためもあるのかなぁと。
代謝が良くなって、免疫系のバランスが取れたものと想定しています。汗で有害物質が流れ出たとか?汗で流れ出ることは無いと言う話もどこかであった記憶がありますが…。
3. ビオフェルミン(整腸剤)
今回初めてのご紹介になります。
アレルギーの原因は腸の環境悪化と聞いたことがあります。自分は便秘になることはほとんど無く、どちらかと言うと常に下し気味でした。肉やタンパク質を良く摂るようになったせいか、その傾向に拍車がかかってきたので、整腸効果のあるビオフェルミンを飲んでみました。
2月に入った頃から小さな瓶から試し始め、今では540錠入りの一番大きなものを使っています。お腹の下し感はかなり軽減されました。昔からある薬で、効能の強いものでは無いので、効き目は人それぞれとは思いますが、自分には良く効いています。まとめて買えば1粒の値段は安くなりますので、これは花粉症の時期が終わってもしばらくは飲み続けようと思っています。
4. 食生活の改善
筋トレを本格的かつ頻繁に行うようになってから、自然と食事も気にかけるようになりました。ブロッコリーを始めとした野菜やタンパク質は意識して摂るようになり、炭水化物は少し減らし気味にしています。ジャンクなものも食べる機会が少なくなりました。
5. マルチビタミン・EPA/DHA
こちらも初めてのご紹介となります。
ビタミン等は普段の食事から摂るのが一番ですが、ダイエットをしているとたくさんの種類のおかずを食べる訳にはいきません。かと言って自炊で多くの食材を少しずつ摂るようにするのも、理想ではありますが、そこまで手間をかけられません。そこでサプリで補っています。
こちらも2月頃から飲み始めていますが、EPAにはアレルギー抑制効果もあるとのことです。これらは花粉症対策が目的では無かったのですが、結果的に効果があったものと思います。
なお、過剰摂取をすると人体に影響のあるものもあるようですので、他にも薬やサプリを飲んでいるようでしたら注意が必要です。
6. 酒量が減った
2にも関連しますが、せっかく筋トレや有酸素運動をして、体脂肪を減らそうとしているのに酒を飲んだら意味が無い、と言うこともあり、休肝日がだいぶ増えてきました。
もちろん聖人君子では無いので(笑)、全く飲まない訳では無いのですが、以前のように「毎日500mlビール・チューハイを2〜3本+つまみ」と言う生活はしなくなり、週3〜4は休肝日、飲んだとしても薄〜いウィスキー水割りを1杯程度にしています。
ただし、飲む時はワインやスパークリングワイン1本、ビール、ハイボール等をガンガン飲んでいます(笑)。要はメリハリと言うことですかね。
7. 在宅勤務(笑)
結局これか!と思わなくも無いですが(笑)、ずっと家の中にいる訳では無いですし、人の出入りや窓の開け閉めはあるので、花粉が入らない環境では無いです。
家の中で花粉症の人が他にいないので、結構豪快に窓は開けられてしまいます(涙)。空気清浄機も昔はありましたが、今はありません。今までは何とか寝室だけには花粉が入らないように死守してきましたが、冒頭に書いたように、今年は自ら換気をすることができる状態です。
周りの花粉症仲間には「今年もツライ…」と言う人は多いので、花粉が例年より少ない訳では無いと思いますので、この中のいくつかの対策あるいは全部が効果を発揮しているのだと思います。
今もツライ症状でお悩みの方の役に立てれば幸いです。サプリ系は効果が出るまで時間がかかると思いますので、イオンバリアスプレーであれば、すぐに効果が出るものと思います。くれぐれも4時間以内の再吹きかけをお忘れなく。
それでは、この調子で今年の花粉症は乗り切って、来年また人体実験結果を報告したいと思います!